湯シャンライフを歩み始めて早くても7年とちょっとが経ちます。
あっという間だったなー。
当初は、湯シャンやノープーには科学的根拠がない!だとするのであれば、シャンプーを使ったほうがいいのではないか…
と僕は湯シャンを始める時にめっちゃ悩みました。
結局、決断するしかない!ということで、特に学もない僕は湯シャン、ノープーを試みたわけですね。w
結果的にはシャンプーにより乾燥がなくなり以前より健康的に生きているので良いのですが。
とはいえ、やる前には不安があると思います。
完全に湯シャンが薄毛や乾燥肌、アトピーなどに効果がある!とは言い難いですが、洗浄能力がある点を実験した方の論文をつい先日見つけたので是非みてください。
参考文献
横山, 友子; 杉本, 吉惠; 田中, 結華; 中岡, 亜希子(2014)「洗髪による頭皮の ATP値と皮脂量の変化」, [online]http://repository.osakafu-u.ac.jp/dspace/bitstream/10466/13743/1/2013000148.pdf(参照2017-3-12)
先に論文に目を通すと記事が読みやすくなると思います。だいたい20分ほどで読み終わります。難しい単語も少なく、読みやすいので、自分で読み解いた方が面白いでしょうね。
とはいえ、論文や活字の類が苦手な方もいると思いますので、簡単に解説をしていきます。
Contents
洗髪実験内容の要約
書いてある内容は、洗浄剤(シャンプー、コンディショナー)を用いた洗浄と、ナノミストシャワーを用いた洗浄によって、頭皮にあるATP値、他皮脂量などを調べる実験でありました。
ナノミストシャワーとは何か
ナノミストシャワーについての公式な情報がインターネットでは見つかりませんでした。
言葉のまんまだと思いますが、ナノ(大きさの単位)ミスト(霧)シャワーであると思って激しい違いはないと思います。
ATP値とはすべての植物、動物および微生物の細胞内に存在するエネルギ分子のことを言うようです。
カビや、細菌、食物にもATPは含まれているようで、この菌は特殊な方法を使って計測ができるといいます。
なので、洗浄剤を使った場合と使わない場合での頭皮のATP値をはかることで、洗浄効果の有無が検証できるというわけですね。
ナノミストシャワーの洗浄能力は洗浄剤と同等だった
結論からいいますと、ナノミストシャワーの洗浄能力は洗浄剤(シャンプー、コンディショナー)と同等でした。
ナノミストシャワーの細かな粒子のおかげで洗浄できたのか、通常のお湯による洗浄でも同等の効果を得られたのかは不明です。
シャワーヘッドを変えていない場合は
だとしたらシャワーヘッドを変えないといけないってことじゃないか!w
ナノミストシャワーヘッドがなければダメということになるのでしょうか。
答えは、個人的にはNO(ダメではない)です。
シャワーヘッドがなくともお湯自体の洗浄に慣れてからでも良いのではないかな、と思います。
試してみても良いかもですね
科学的にもシャンプーが良くないことは実証済み
シャンプーの全てが悪いわけではありませんが、界面活性剤がよろしくないという論文もありました。
なので、他の方の学術的な知識を多少借りながらも、自分の考えとしてアウトプットしていきたいと思います。
とはいえ、別に僕はシャンプー悪!なわけではなくて、一つの選択肢に偏ってしまうのが良くないと思っているだけです。
湯シャンが正義!ではないので、自分の好きなように生きればいいと思います!
現在、頭皮や髪の毛の問題に困っていて、シャンプーを替えまくっている、ストレスがやばい人は湯シャン、ノープー生活を試してみてはいかがでしょうか。