湯シャン(ノープー)をし始めの頃はかゆいとよく聞きます。私は湯シャンを続けて7年以上経ちますが、確かに始めはかゆかったかもしれません!
今は別にかゆいと思いませんけどね!たぶんかゆい人って、枕が汚いとか、ケアの仕方が間違っている気が…
かゆみの原因(理由)と対処法、対策を考えていきましょう!
- かゆい理由は気にしすぎるから?
- 今すぐできるかゆみ対策
- 頭皮だって生きているんだよ
Contents
湯シャン(ノープー)はかゆいと言う人がいる
湯シャン(ノープー)をしているとかゆみが出ることが実際にあるのでしょうか。7年間以上湯シャン(ノープー)を続けてきた私から言わせてもらえる事。そう!痒くなる可能性は十分にある!
頭皮の汚れへの向き合い方も変わりますし、頭皮に住む常在菌(カラダには菌が常に住んでいます)にとっては一大事ですよね。
自分たちの住む環境が180度変わるわけです。どこか異変が起きても仕方がない気もする。笑
湯シャンで痒み(かゆみ)が出る理由、原因はなんなのか考えていきます。
湯シャン(ノープー)でかゆみが出る理由、原因
湯シャン(ノープー)をし始めの頃に痒くなる理由、原因としては、いくつか考えられます。(主に私の理由、笑)
- 頭の触りすぎ
- 常在菌のバランス
- 頭皮の油分のバランス
- こすりすぎ
- ワックスが落ちきれていない
なんのこっちゃあ、と思うかもしれませんので、一つずつ解説をしていきます!
頭の触りすぎ
頭の触りすぎ!これ超あるある!笑
例を挙げるとすると、ニキビができた時に触ってしまって余計に悪化した覚えがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。頭も同様に、湯シャン(ノープー)をし始めたから、気になって触ってしまわれる方もいるようです。
頭を触る前に手を洗っていなければ、日常生活で触れる場所の菌が溜まった手で頭皮に触れます。そして頭皮に菌を繁殖!無事に菌パラダイスの誕生です。どんまい!
菌のバランスが乱れれば、かゆみや炎症の元になる可能性があります。どうしても触ってしまう時には手を清潔に保つ癖をつけましょう。
常在菌のバランス
人間の体には常在菌たるものが住んでいるそうです。詳しくはその手の人に聞いてね。善玉菌も悪玉菌もいますが、常在菌と言う言葉は主に善玉菌に使われることが多いです。
常在菌は常に存在している菌なので、「常在菌」といいます。シャンプーなどで洗うと他の菌と一緒に常在菌も洗浄されます。
湯シャンを始めるとシャンプーを使わなくなるために、今まで洗浄されていた分余計に増やしていた常在菌の量が増える事となります。
それらのバランスが崩れることが元で頭の炎症の元になり、かゆみを引き起こしてしまう可能性があるのでは?と考えられているようです。
頭皮の油分のバランス
シャンプーは、必要以上に洗浄効果があります。「酸」ですからね。さらに日本人は髪の毛を毎日洗います。海外では二日に一回が当たり前の国もざらにありますからね。
人体の素晴らしきところは、頭の油分を取れば、人間の体は反射的に頭皮を守ろうと油分を出すという機能があるところ。シャンプーで100取ってしまった場合は100を補います。
湯シャンを始めるとこの始めの100がなくなる機会が失われます。いつも出している油分100が出ればどうなるでしょう?プラス100になります。
頭皮の油分のバランスが崩れて、頭に「脂」として溜まってしまうかもしれません。さらに脂は酸化すると毛穴を詰まらせてしまうと言われていて、皮膚呼吸を妨げたり、毛細血管の流れを妨げてしまうことから、乾燥肌を引き起こす原因にもなりかねないそう。
乾燥肌になると、敏感になり、チクチクしたり、痒みを感じやすくなりますから、油分が原因でかゆくなる場合もあるでしょう。
こすりすぎ
湯シャン(ノープー)の時にこすりすぎにより、頭皮を傷つけてしまいかゆみのもとを作っているかもしれません。(これは自論なのですが、笑)
蚊に刺された時や、どこかをかいた時にわかると思いますが、刺激を受けた場所は反応をします。痛みや痒みとなって現れてくるでしょうから、頭がかゆくなっても不思議ではありません。
かさぶたと同じように、小さな傷をつけてしまっていたら、頭が敏感になっているし、かゆみを感じるのではないかな?と思っています。
ワックスが落ちきれていない
ワックスなどの整髪料をつけていると湯シャン(ノープー)では取りきれないことは多々あります。
ワックスは主に油性です。お湯だけでは髪の毛にこべりついていて洗えない時があります。体験した事があるからわかるのですが、お湯だけだとベターっとこべりついている事が多いです。
ゴワゴワ、ガサガサです。汚れやゴミは酸化をして、頭皮環境を悪くする原因になります。
湯シャン(ノープー)をしてかゆい時の対処法
湯シャンをして頭がかゆい時の対策、対処法を考えました。
- 優しくかく
- くしを使う
- ドライヤーをやめる
- シャワーヘッドをかえる
- ビタミンCを活用する
- ワックスは水性を使う
優しくかく
湯シャンでかゆみが感じてしまうのは原因を考えると仕方がないきもします。どうしてもかいてしまう場合でも優しくかくように癖付けるのは良い対処法だと思います。
強くかくと、防衛本能で脂が出たり、かさぶたになったり、少しの刺激でかゆくなったりと、いい事はありません。
爪を立てずに、腹でかいたりと、頭皮をいたわりながらかいてあげましょう。
くしを使う
湯シャン(ノープー)時に、思い切り洗っているのがかゆみの原因になっているかもしれません。
湯シャン前にくしを使うなどをして、汚れを落とし、髪を洗いやすい状態にするのも一つの手ですね。使うくしは動物性の毛の方が人体と馴染み、静電気が起きづらいと科学的根拠でも言われています。
ドライヤーをやめてみる
ドライヤーの熱が原因で頭が乾燥したり、熱で刺激を受けて痒くなる人もいるようです。私も昔はドライヤーをしていましたが、最近はドライヤーをやめました。自然乾燥でも特に匂いやベタつき、かゆみはありません。
一度試してみても良いと思います。
シャワーヘッドを変えてみる
引っ越した後は変えていませんが、5年間ほどシャワーヘッドを数回替えては使っていました。水圧が強すぎると刺激の元ですので、住んでいる場所に合わせて、刺激が少ない水圧にするのも良いでしょう。
また、水に含まれる塩素(カルキ)や不純物を除去するシャワーヘッドなども売っています。カルキ(塩素)に弱くて肌荒れする人もいるので、試してみても良いかもしれません。
ビタミンCを入れたお風呂に入る
カルキ(塩素)に対して肌が過敏に反応をする人もいるでしょう。
意外とお風呂に入る時にカルキ(塩素)抜きをしていない人は多いです。入る前に食用でもいいので、ビタミンCを入れるとPH数がアルカリ性だったものが、落ち着き中性、弱酸性に近づきます。
ワックスを水性を使う
ワックスは湯シャンだけでは洗えずに、痒みの原因となる可能性があります。なので、湯シャン(ノープー)をし始めの頃は、ワックスを使わないのも一つの手です。
ですが、仕事柄整髪料を使わなければいけない人も多いでしょう。その場合にはワックスは水性を使いましょう。
水性ジェルであれば、髪の毛のスタイリングをしながらもお湯ですぐに落ちるので、髪の毛に汚れが残りづらくベタつきやざらつきもなく湯シャンができます。
まとめ
湯シャン(ノープー)をしている時にかゆいと感じた時の理由、原因と対処法でした。
- かゆみの原因は仕方がないものもある
- 頭皮を優しく扱い、長い期間をみる
- 気にしない事がまず第一歩
気にしすぎて触ってしまうというのは、結構あるあるで、かゆみの原因だと思います。
環境が変わったことで、体も合わせてくれるようになるでしょうから、長い目で見て気にしない事を覚えるのが第一歩かもしれません。頑張りましょう!